AvalonTechにて取り扱っている工具及び部品の使い方について説明します。
OSHW組み立てキットを実際に組み立てる前にご一読ください。
軸と軸を繋ぐ部品です。AvalonTechではステッピングモーターとリードスクリューを接続するのに使用します。
モーター軸にDカット部(平面部分)があり、カップリングにイモネジ(セットスクリュー)がついている場合は、イモネジを締めてDカット部に当て、イモネジで平面部分を抑えるようにします。
POMという自己潤滑性の高い樹脂材料のため基本的に注油は不要な部品となります。
バックラッシュ軽減の考え方:https://bbs.avalontech.jp/t/cnc/384/24
両端からナットブロックを押すよう力を加えてつけるように固定する
あるいはナットブロック固定ボルトの締め込みの量を少し調整すると軸が押され、軸にテンションが掛かりバックラッシュが軽減されます。
これらは軸にかかる負荷を増やすことに繋がり、やり過ぎは動作時にモーターや駆動機構へ大きな負荷を与えてしまいます。ご注意ください。
POMという自己潤滑性の高い樹脂材料のため基本的に注油は不要な部品となります。
バックラッシュ軽減の考え方:https://bbs.avalontech.jp/t/cnc/384/24
イモネジを回すことで隙間が開き、リードスクリューにテンションがかかります。
これによりバックラッシュを軽減させます。
これらは軸にかかる負荷を増やすことに繋がり、やり過ぎはモーターに大きな負荷を与えてしまいます。ご注意ください。
レールの側面より挿入しその他部品とを固定するために使用する部品です。
フレームの組み立て後はフレームの分解を行わない限りTナットの挿入ができなくなります。
下図右側のTナットの向きは実際に差し込む向きと上下逆となっています。
フレームの分解をせずとも、どこからでもレール部に入れることができるTナットです。
凸部のある面が上になる状態でレールに入れ、ボルトをゆっくり回すことでTナットが回転しロックされます。
回転させて固定させる都合上、上手く固定されないことがあります。何度かボルトを緩める、締めるを繰り返してロックを行ってください。
また、固定後は正しくロックされているか確認するようにしてください。
下図左側の差し込みTナットの向きは実際に差し込む向きと上下逆となっています。
ネジ式となっております。
マイナスドライバーにて反時計周りにネジを回してコネクタ内の金属の口を開けます。
電線を奥まで差し込み、ネジを時計回りに回して電線を固定します。
端子台に差し込む線に取り付ける圧着端子です。接触不良等を防ぎます。
圧着方法は、下図のようにフェルール端子の棒部と同じ長さか、少しだけ長くなるように電線の被覆を剥きます。
フェルール端子に心線を奥まで差し込み、フェルール端子専用の圧着工具で圧着します。
詳細な圧着方法は専門のサイトをご参照ください。