AvalonTechにて扱っている下記の概要についてここでは紹介しています。
AvalonTechのCNCを使って切削加工をする上で必要となるものの概略図です。
制御基板にDuet3を使用する場合はモデルによってWifi、もしくはEthernetの機器が必要となります。
制御基板にCNCxPROを使用する場合にはUSB-A and USB-Cタイプケーブルが必要となります。
AvalonTechでは4種類のCNCを取り扱っています。
派生元のOpenBuilds C-beam Machine XLargeをベースに剛性を強化しアルミニウム等、軽金属の加工を可能としました。
加工可能範囲は大きくはないため、小物の加工向けのCNCです。
2022/9月以前ではC-Beam Machine 剛性強化版というプロダクト名にてご案内しております。
諸元 | |
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加工対象物 | 木材、樹脂、軽金属(アルミ、真鍮) |
本体サイズ | 650x650x600 |
移動可能距離X | 260mm |
移動可能距離Y | 330mm |
移動可能距離Z | 100mm~350mm(構成次第) |
機械精度 | 0.05mm~0.1mm |
※AvalonTechオンラインストアにて選択可能な構成例によるものです。
改良したC-Beam Machineの構造をそのままに加工可能範囲を広くしたマシンです。
諸元 | |
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加工対象物 | 木材、樹脂、軽金属(アルミ、真鍮) |
本体サイズ | 1150x650x600 |
移動可能距離X | 750mm |
移動可能距離Y | 330mm |
移動可能距離Z | 100mm~350mm(構成次第) |
機械精度 | 0.05mm~0.1mm |
※AvalonTechオンラインストアにて選択可能な構成例によるものです。
C-BeamMachineシリーズに比べ移動可能範囲を格段に大きくしました。
金属の加工は不可能ではありませんが剛性不足のため不向きとなり、木材加工向けのマシンです。
諸元 | |
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加工対象物 | 木材、樹脂 |
本体サイズX | 1050~1550mm(構成次第) |
本体サイズY | 1030~1530mm(構成次第) |
移動可能距離X | 730~1230mm(構成次第) |
移動可能距離Y | 810~1300mm(構成次第) |
移動可能距離Z | 100~350mm(構成次第) |
機械精度 | 0.05mm~0.1mm |
※AvalonTechオンラインストアにて選択可能な構成例によるものです。
X軸も1500mm位に延長することができますが、剛性及び機械耐久性が下がるため、推奨しません。
ArtCNCのワークエリアをさらに拡大させた機種です。
AvalonTechで扱っているCNCの中で最も加工可能範囲が広く、サブロクサイズ(910x1820)の加工が可能です。
金属の加工は不可能ではありませんが剛性不足のため不向きとなり、木材加工向けのマシンです。
諸元 | |
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加工対象 | 木材、樹脂 |
本体サイズ | 1320x2370x1140 |
移動可能距離X | 970mm |
移動可能距離Y | 1930mm |
移動可能距離Z | 100mm~225mm(構成次第) |
重量 | 約65kg(標準品) |
※AvalonTechオンラインストアにて選択可能な構成例によるものです。
AvalonTechではCNC制御基板を大きく2種類取り扱っています
RepRapFirmware系
Grbl系
CNC制御基板「CNC xPRO V5」は、後継基板の開発に伴い生産が終了しております。
弊社では在庫が終了次第、取り扱い終了となりますのでご了承ください。
RepRapFirmware、Grblはどちらとも制御基板のファームウェアの名称です。
それぞれの特徴として以下の通りとなります。
RepRapFirmwareは3Dプリンター・CNC・レーザー加工機用の基板のため設定自由度が高い。
設定の変更は設定用Gコードの実行およびコンフィグファイルへの書き込みにて行います。
設定項目は多いですが、公式に詳細なドキュメントが用意されています。
GrblはCNC専用のファームウェアのため扱い易い。
多くはデフォルト設定にて動作が可能であり、パラメーター値変更により各設定を変更します。
独自の拡張や改造、多軸化をする予定がある場合はDuet3系をおすすめします。
3軸CNCとして使う場合はCNC xPRO v5とDuet3では機能・精度等に違いはありません。
3Dプリンター・レーザー加工機・CNC用の制御基板で非常に拡張性、柔軟性に富んだ制御基板となっています。
各出力・入力ピン・軸の割当を自由に変更することが可能です。
設定にはCNC、Gコード、制御に関する知識が必要となりますのでCNC xPRO v5に比べ上級者向きの制御基板となります。
RJ-11ケーブルにてその他の拡張基板と接続でき、接続できるモーター数および入出力ピン数を増やすことができます。
また別途RaspberryPiなどシングルボードコンピュータと接続することで、プラグインの導入、カスタム処理など高度なカスタマイズが可能となっています。
基本的にはネットワーク経由での操作となります。本体には有線LANポートがあるため、こちらにLANケーブルを接続しPCなどの端末からDuet3制御基板にアクセスして使用します。
諸元 | |
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モータードライバ | TMC5160 |
最大モーター電流 | 6A |
マイクロステップ | 1~256 |
出力軸数 | 6 |
I/Oピン数 | 9 |
出力専用ピン数 | 10 |
入力専用ピン数 | 4 |
電源入力 | 11~32V |
ファームウェア | RepRapFirmware |
通信方法 | USB/シリアル通信、Ethernet |
詳細はこちらからご確認ください。
https://docs.duet3d.com/Duet3D_hardware/Duet_3_family/Duet_3_Mainboard_6HC_Hardware_Overview
Duet3 Mainboard 6HCほど高出力を必要としないマシン向けの制御基板です。
モータードライバが小規模のものへと変更されており、2Aと出力電流が小さくなっています。
このため硬めの材料を削る予定などモーターパワーが必要なマシンには不向きです。
またDuet3 Mini5+はWiFi版とEthernet版の2種類あります。
3Dプリンター・レーザー加工機・CNC用の制御基板で非常に拡張性、柔軟性に富んだ制御基板となっています。
各出力・入力ピン・軸の割当を自由に変更することが可能です。
設定にはCNC、Gコード、制御に関する知識が必要となりますのでCNC xPRO v5に比べ上級者向きの制御基板となります。
また別途RaspberryPiなどシングルボードコンピュータと接続することで、プラグインの導入、カスタム処理など高度なカスタマイズが可能となっています。
基本的にはネットワーク経由での操作となります。本体仕様によって有線LANポートもしくはWiFiモジュールがあるため、こちらを使用しPCなどの端末からDuet3制御基板にアクセスして使用します。
諸元 | |
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モータードライバ | TMC2209 |
最大モーター電流 | 2A |
マイクロステップ | 1~256 |
出力軸数 | 5 |
I/Oピン数 | 5 |
出力専用ピン数 | 7 |
入力専用ピン数 | 5 |
電源入力 | 11~25V |
ファームウェア | RepRapFirmware |
通信方法 | USB/シリアル通信、Ethernet or WiFi |
詳細はこちらからご確認ください。
https://docs.duet3d.com/Duet3D_hardware/Duet_3_family/Duet_3_Mini_5+_Hardware_Overview
CNC初心者向けの制御基板となっています。
制御基板に設けられたコネクタに各ケーブルを接続するだけで軸移動動作が可能です。
GrblというファームウェアをベースにしたGrbl_ESP32を搭載しています。
CNC制御基板「CNC xPRO V5」は、後継基板の開発に伴い生産が終了しております。
弊社では在庫が終了次第、取り扱い終了となりますのでご了承ください。
諸元 | |
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モータードライバ | TMC5160 |
最大モーター電流 | 6A |
マイクロステップ | 1~256 |
出力軸数 | 4 |
電源入力 | 24V |
ファームウェア | Grbl_ESP32 |
通信方法 | USB/シリアル通信、WiFi、(Bluetooth/シリアル通信) |
詳細はこちらからご確認ください。
https://github.com/Spark-Concepts/xPro-V5/wiki/Hardware_Description